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軒天の剥がれが家屋に与える影響は?原因や修理方法も解説

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「軒天が剥がれているけど放っておくとどうなるのか知りたい」
「軒天が剥がれる原因や修理方法を知りたい」

このような悩みをお持ちではないでしょうか。

本記事では、軒天の剥がれが家屋に与える影響や剥がれる原因、修理方法などについて解説します。

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我々森工務店は、新築やリフォーム工事で培った知識を持つ大工と外壁や屋根工事で建築物の雨水侵入予防知識を培った板金職人がタッグを組み社員として抱えた会社です。構造を知り尽くした我々に是非ご相談ください。

軒天が家屋に果たす役割

軒天が家屋に果たす主な役割は、以下の3つです。

  • 雨から家屋を守る
  • 屋根裏の熱気や湿気を排出する
  • 火災の被害を抑える

それぞれについて詳しく解説します。

雨から家屋を守る

外壁から飛び出している部分の屋根を「軒」といいますが、軒には雨から外壁を守る役割を持っています。

外壁には、ひびやコーキングの剥がれなど雨漏りにつながる箇所が多く存在します。軒がなければ雨が外壁に直接当たることとなり、雨漏りのリスクが大きくあがります

近年では、軒がないタイプの家も少なくありません。しかし、軒のない家は「見た目がよい」「家屋のスペースを広くとれる」などのメリットがある一方で、雨漏りしやすいというデメリットあるため注意が必要です。

屋根裏の熱気や湿気を排出する

軒天には、小さな穴があったり換気口が設置されていたりするケースがあります。これらのタイプの軒天は、熱気や湿気を外部へ排出する役割を持ちます。

とくに湿気は、家屋にとって天敵ともいえる存在です。そのままにすると、木材の腐食やカビの繁殖へとつながり、家屋に大きなダメージを与えるだけでなく、住んでいる方に健康被害をおよぼす可能性があります。

火災被害を抑える

火災から守るのも軒天が持っている役割の一つです。

軒天には、さまざまの素材が使用されますが、中にはケミカル板や金属など不燃性の素材があります。不燃性の素材を軒天に使用すれば、屋根裏へ火が回るのを防ぎ、火事による被害を抑えてくれます

修理やリフォームなどで軒天を新しくする場合は、火事や自然災害などの万が一の事態も考慮して、素材を選ぶとよいでしょう。

軒天が剥がれる原因

軒天が剥がれる原因としては、以下が挙げられます。

  • 雨水の影響
  • 軒裏に生じた結露の影響
  • 日光の影響

それぞれについて詳しく解説しますので、参考にしてください。

雨水の影響

屋根や雨樋が壊れていると、破損個所から雨水が入り込むことがあります。その結果、雨水が軒まで伝わることで、軒天の剥がれへとつながります

軒天が、雨水の影響で剥がれている場合、他の場所にも雨水が浸み込んでいる可能性があります。業者に修理してもらう際は、他の箇所にも雨水の影響がないかも見てもらうのがおすすめです。

軒裏に生じた結露の影響

軒天の剥がれが外側から生じている場合、結露が原因である可能性が高いです。

屋根や雨樋から生じた結露が徐々に下へ落ちていき、軒天まで到達することで傷みが生じて、剥がれへとつながります。

屋根や雨樋からの結露を防ぐためには、こまめに換気をおこなう、ストーブなど燃焼型暖房の使用を控える、などを実施するとよいでしょう。

日光の影響

日光に含まれている紫外線が軒天の剥がれる原因となるケースもあります。

通常、軒天が日光に直接当たることはありません。しかし、周囲の地面がコンクリートやアスファルトの場合、地面に反射した紫外線が軒天まで届き、剥がれへとつながる場合があります。

軒天の剥がれによって発生するリスク

軒天の剥がれをそのままにしておくと、以下のようなリスクが発生します。

  • 自然災害によって家屋が壊れやすくなる
  • 雨漏り・雨染みが発生しやすくなる
  • 隙間から鳥や小動物が入ってくる

上記の事態が発生すると、現状回復までに多くの手間や費用が必要になります。事態が大きくなる前に早めの修理がおすすめです。

自然災害によって家屋が壊れやすくなる

軒天が剥がれることで、台風などの影響を受けやすくなり、場合によっては家屋の破損や倒壊につながります。

実際に、軒天が剥がれて隙間がある家が台風に直撃した際、隙間から風が入り込んだ結果、軒が飛ばされてしまい周辺にある車を傷つけてしまった、という事例もあります。

家は、上や横からの重さや衝撃には強い作りになっていますが、下からの重さや衝撃は想定されていません。そのため、下からの風に耐えられず上記のような事態になったのです。

雨漏り・雨染みが発生しやすくなる

軒天が剥がれた箇所は、雨が浸み込みやすくなっているため、そのままにしておくと雨漏りや雨染みが発生しやすくなります。

軒天からの雨漏りや雨染みを放置してしまうと、外壁などにも拡がってしまい、以下のような事態を招きます。

  • 木材の腐食
  • シロアリの発生
  • カビの繁殖
  • 金属部分の錆

また、耐震性能も低下するため、地震などが発生した際に倒壊する可能性が高くなり非常に危険です。

軒天の剥がれは初期であれば、修理にそこまでの費用はかかりません。事態が大きくなってから後悔しないためにも、早めに修理を実施しましょう。

隙間から鳥や小動物が入ってくる

軒天の剥がれによってできた隙間から、鳥や小さい動物が入り込んでしまう点もリスクの一つです。

鳥や小動物が頻繁に出入りするようになった場合、小動物に寄生しているダミやノミも屋内に浸入することとなります。また、鳥や小動物は糞尿を屋内に出すことも考えられるため、非常に不衛生です。

軒天の修理・メンテナンス方法

軒天の主な修理・メンテナンス方法は以下の通りです。

  • 再塗装
  • 軒天カバー工法
  • 軒天の張替え

それぞれについて解説します。

再塗装

塗装の剥がれや色褪せ、苔・カビが生えているなど、軒天の傷みが軽度な場合は再塗装で修理可能です。

新しい塗料で軒天をコーティングするため、耐久性が向上します

塗装だけであれば、誰でも簡単にできそうに感じますが、素材との相性や塗料の種類なども考慮する必要があります。そのため、知識のない方が実施するのはおすすめできません。

軒天カバー工法

軒天の下地にダメージがなく、素材の重ね張りに耐えられる強度がある場合は、軒天カバー工法による修理となります。

軒天カバー工法とは、現在の軒天に重ねて新たな材料を張り付ける修理方法です。すべてを張り替える方法に比べて、工期や費用を抑えられます。

軒天の張替え

これまでの軒天をすべて撤去して新しいものに張り替える修理方法です。下地も整えるため、雨漏りの影響を根本的に直すことが可能です。

下地や周辺の状況によっては、軒天以外の場所も修理が必要になるケースもあります。

軒天をきれいに直したい方は「森工務店」にご相談ください

軒天のメンテナンスや修理を検討している方は、ぜひ「森工務店」をご利用ください。

森工務店は埼玉県川口市にある工務店です。「痒い所に手が届く、また頼みたくなるような工務店」を目指し、東京・千葉・埼玉を中心に活動しています。

軒天の剥がれはそのままにしておくと、家屋にさまざまなデメリットが発生します。事態が大きくなってからでは、修理に大きな手間と費用が発生しますので、早めに対処するのがおすすめです。

弊社は、軒天の修理・メンテナンスを行った実績を多く持っています。軒天に関してお困りの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

まとめ

軒天の剥がれをそのままにすると、家屋が大きく傷むだけでなく、住んでいる方に健康被害を及ぼす可能性があります。

また、自分の家族だけでなく周囲の人に被害が及ぶことも考えられるので非常に危険です。

家屋はもちろん、自分の家族や周囲の人たちを守るためにも、軒天の剥がれを発見した場合は、できるだけ早めに修理を依頼しましょう

森工務店は「また頼みたくなる工務店」を目指し、東京・千葉・埼玉を中心に活動をおこなっている工務店です。

軒天の修理にも自信を持っており、原因特定から補修までを一貫してお請けいたしますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。

修理できない雨漏りはありません!
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我々森工務店は、新築やリフォーム工事で培った知識を持つ大工と外壁や屋根工事で建築物の雨水侵入予防知識を培った板金職人がタッグを組み社員として抱えた会社です。構造を知り尽くした我々に是非ご相談ください。

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