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折板屋根で雨漏りが発生する原因は?修理やメンテナンス方法も解説

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「折板屋根で雨漏りが発生しているので原因が知りたい」
「折板屋根の雨漏りを修理する方法が知りたい」

このような悩みをお持ちではないでしょうか。

本記事では、折板屋根で雨漏りが発生する原因や修理方法について解説します。折板屋根の雨漏りにお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

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我々森工務店は、新築やリフォーム工事で培った知識を持つ大工と外壁や屋根工事で建築物の雨水侵入予防知識を培った板金職人がタッグを組み社員として抱えた会社です。構造を知り尽くした我々に是非ご相談ください。

折板屋根とは

折板屋根とは、金属の板を折り曲げて加工したタイプの屋根です。

屋根材の大きさが比較的大きいことから、大型建築物の屋根材に向いており、工場や倉庫などでよく使用されています。

折板屋根は大きく分けると「重ね型」「嵌合型」「はぜ締め型」の3種類あり、それぞれに以下のような特徴があります。

折板屋根の型特徴
重ね型・屋根材の継ぎ目をボルトで固定するタイプ
・ボルトが露出するため錆びやすい
嵌合型・屋根材同士をはめ込んで設置するタイプ
・ボルトが隠れるため錆びにくい
・対応できる施工業者が限られる
はぜ締め型・屋根材の継ぎ目を折り曲げて接合するタイプ
・ボルトなしで設置できるため雨漏りのリスクを抑えられる
・風の影響を受けやすい

折板屋根のメリット・デメリット

折板屋根のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット・短い工期で設置可能
・継ぎ目が少なく雨漏りが発生しにくい
・工事にかかるコストが比較的低い
デメリット・断熱性が低い
・設置には大きいスペースが必要
・定期的なメンテナンスが必要

折板屋根は、一枚あたりが大きくものによっては10mほどあります。

そのため、設置にかかる手間が少なく短い工期で設置が可能です。また、屋根と屋根の間の継ぎ目も少なくなるため、雨漏りが発生しにくいというメリットもあります。

反面、屋根では鉄板のみであることから、断熱性が低い、屋根材が大きいため設置には広いスペースが必要、などのデメリットがあります。

折板屋根の耐用年数

折板屋根の耐用年数は、使用する鋼材にもよりますが約20~30年です。

ただし、上記は適切にメンテナンスを実施した場合の年数です。

折板屋根は、傾斜があまりないケースが多く、ごみや落ち葉などがたまりやすくなっています。折板屋根の場合、ごみ・落ち葉をそのままにしてしまうと劣化のスピードが早まるため、定期的にメンテナンスが必要です。

折板屋根で雨漏りが発生する原因

折板屋根で雨漏りが発生する原因は以下の4つです。

  • ボルトの錆
  • 屋根材のはがれ・浮き
  • 塗装の剥がれ
  • 落ち葉などによる電蝕

それぞれについて詳しく解説します。

ボルトの錆

原因の一つ目が、折板屋根を固定しているボルトの錆です。

折板屋根の留め具として利用されているボルトが錆びると、周辺の金属部分も錆てしまいます。その結果、ボルトと屋根材の間に隙間が発生し雨漏りへとつながります。

屋根材のはがれ・浮き

二つ目の原因は、屋根材の浮きやはがれです。

台風や大雨などの自然災害や、経年による屋根材の伸縮・縮小などによって、折板屋根に浮きやはがれが生じることがあります。

その結果、発生した隙間に雨水や雪解け水などが屋内に浸入し、雨漏りへとつながります。

塗装の剥がれ

三つ目の原因は、塗装のはがれです。

折板屋根に限りませんが、塗装は雨やごみなどから屋根材を守るコーティングの役割をもっています。塗装がはがれてしまうと金属を雨水から守るものがなくなり、屋根材の錆につながります。

塗装のはがれは、屋根材にとって危険な状態です。発見した場合はできるだけ早く対処するのがおすすめです。

落ち葉などの滞留物

落ち葉やごみなどの滞留物も雨漏りが発生する原因の一つです。

折板屋根に落ち葉やごみなどが溜まった状態で、雨などが降ると「電蝕」と呼ばれる現象が発生しやすくなります。電蝕が発生すると、高い耐久性をもつガルバリム鋼板やステンレスであっても錆やすくなってしまいます。

工場などに設置されている折板屋根は傾斜が低いものも多く、落ち葉やごみなどが溜まりやすくなっているケースが少なくありません。電蝕から折板屋根を守り、長く使い続けるためには定期的に清掃をおこなうことが重要です。

【原因別】折板屋根で雨漏りが発生した場合の修理・メンテナンス方法

折板屋根で雨漏りが発生した場合の修理・メンテナンス方法を以下の原因別に解説します。

  • ボルトが錆びている
  • 屋根材にはがれ・浮きがある
  • 塗装がはがれている

それぞれについて詳しく解説しますので、参考にしてください。

ボルトが錆びている

ボルトの錆に対しては、ボルトキャップの設置が効果的です。

ボルトキャップとは、ナイロンや塩化ビニールなどで作られたボルト用のフタのことです。取り付けることで、雨などによる腐食からボルトを守ってくれます。

ボルトキャップを取り付ける際は、先にボルトの錆を落としてから取り付けるのが重要です。

屋根材にはがれ・浮きがある

屋根材のはがれや浮きがある場合は、葺き替えやカバー工法などの修理方法になります。

カバー工法は、今ある屋根の上に重ねて屋根材を設置する方法です。屋根材を取り外さずに施工できるため、費用を葺き替えよりも抑えられます。

また、施工中も従来どおりに建物を使用できる点もメリットといえるでしょう。

一方、葺き替えは現在の屋根を外した上で新たな屋根を設置する方法です。屋根全体の劣化がひどい場合はこちらの方法が採用されます。

カバー工法・葺き替えのどちらが適切なのかは屋根の状況によって変わりますので、まずは専門の業者に相談するとよいでしょう。

塗装がはがれている

塗装のはがれている場合は再塗装をおこないます。

具体的には、ケレン作業と呼ばれる錆落としをおこなってから、新たに塗装をする流れです。

ただし、塗装はあくまでも屋根材にコーティングをするだけなので、錆びて劣化が進んだ屋根材を新品のように戻すことはできない点には注意が必要です。

折板屋根の雨漏りは「森工務店」にお任せください

折板屋根からの雨漏りのメンテナンスや修理を検討している方は、ぜひ「森工務店」をご利用ください。

森工務店は埼玉県川口市にある工務店です。「痒い所に手が届く、また頼みたくなるような工務店」を目指し、東京・千葉・埼玉を中心に活動しています。

森工務店では職人をすべて自社で育成しており、高い技術力を持っています。とくに、板金修理には自信を持っており、過去に対応できなかった雨漏りはございません。

もちろん、工場の屋根修理にも対応しておりますので、建物の規模を問わず雨漏りにお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

折板屋根で雨漏りが発生する原因としては以下が考えられます。

  • ボルトの錆
  • 屋根材のはがれ・浮き
  • 塗装の剥がれ
  • 落ち葉などによる電蝕

折板屋根は雨漏りしにくい屋根材ではありますが、長期間使用していく中ではどうしても雨漏りする可能性はなくなりません。雨漏りを未然に防ぎ、末永く使用するためにも定期的にメンテナンスをおこないましょう。

森工務店は「また頼みたくなる工務店」を目指し、東京・千葉・埼玉を中心に活動をおこなっている工務店です。

雨漏り修理にも自信を持っており、原因特定から補修までを一貫してお請けいたします。折板屋根の雨漏りでお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。

修理できない雨漏りはありません!
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我々森工務店は、新築やリフォーム工事で培った知識を持つ大工と外壁や屋根工事で建築物の雨水侵入予防知識を培った板金職人がタッグを組み社員として抱えた会社です。構造を知り尽くした我々に是非ご相談ください。

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