ご相談・
お問い合わせ

blog

ブログ

FRP防水で雨漏りが発生する原因は?修理やメンテナンス方法についても解説

ブログ

「FRP防水は防水性が高いときいているのに雨漏りが発生して困っている」
「FRP防水の雨漏りの原因や適切な修理・メンテナンス方法が知りたい」

このような悩みをお持ちではないでしょうか。

本記事では、FRP防水の屋根で雨漏りが発生する原因や修理・メンテナンス方法などについて解説します。

修理できない雨漏りはありません!
雨漏り修理 16,500円~

我々森工務店は、新築やリフォーム工事で培った知識を持つ大工と外壁や屋根工事で建築物の雨水侵入予防知識を培った板金職人がタッグを組み社員として抱えた会社です。構造を知り尽くした我々に是非ご相談ください。

FRP防水とは

FRP防水とは、繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)を使用した塗料を使う防水方法のことです。

防水性や耐久性・耐熱性に優れており、障害物のある場所でも使用しやすいことから、屋上やバルコニーなどさまざまな場所に使用されています。

メリット・デメリット

FRP防水のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット・デメリット内容
メリット・防水性が非常に高い
・耐久性・耐熱性に優れる
・必要な工期が短い
デメリット・紫外線に弱い
・使用できない場所がある

FRP防水に含まれている繊維強化プラスチックは、浴槽やプールなどによく使われるほどの高い防水性と、プロペラ機や自動車部品の素材としても使用されるほどの高い耐久性を持っています。

その一方で、紫外線に弱いというデメリットもあり、屋上など日の当たりやすい場所にはあまり向いていません。また、FRP防水は非常に硬い反面ひび割れやすい特徴も持っており、木造かつ10㎡以上の場所など変化しやすい環境では使用できません。

耐用年数

FRP防水の耐用年数は10~15年ほどです

劣化が進み一度でも雨漏りが発生してしまうと、原因となる箇所の修理だけでなく、雨漏りによるダメージの調査・修繕など多くのコストや手間が生じます。

無駄な手間やコストをかけないためにも、10年を目安にメンテナンスを実施するのがおすすめです。

FRP防水で雨漏りが発生する原因

FRP防水で雨漏りが発生する主な原因は以下の3つです。

  • 紫外線による経年劣化
  • 地震などの自然災害
  • 施工不良による不具合

それぞれについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

紫外線による経年劣化

一つ目の原因は、紫外線による劣化です。

FRP防水は紫外線に弱く、浴び続けることで劣化が進み、粉状に塗膜が剥がれるチョーキング減少が生じたりつやが無くなったりします。

さらに劣化が進むと、塗膜のひび割れや重大な剥がれが発生し雨漏りへとつながります。

地震などの自然災害

二つ目の原因は、地震や台風などの自然災害によるものです。

FRP防水は、非常に硬いことから地震によって生じる揺れや歪みに強くありません。そのため、状況によってはひび割れが生じ、雨漏りへとつながります。

また、台風による強風や激しい雨は、雨水の侵入を加速させる可能性があります。

自然災害発生後は、ひび割れや床の浮き上がりが発生していないかなどを確認するのがおすすめです。

施工不良による不具合

三つ目の原因が施工不良によるものです。

例えば、専門知識のない方が再塗装をおこなったケースが挙げられます。

再塗装をする際、本来であれば事前にケレンと呼ばれる下処理が必要です。しかし、ケレンを知らずにそのまま塗装だけをした結果、塗膜が1年程度で剥がれてしまい、雨漏りへとつながることが考えられます。

ほかにも、業者が下地に適切な処理をおこなず施工した結果、塗膜がすぐに剥がれてしまった、といったケースもあります。

FRP防水の劣化サイン

FRP防水の機能を長く維持するためには、定期的にチェックをおこない、必要に応じてメンテナンスを実施することが重要です。

状態をチェックする際は、以下のポイントを重点的にみるとよいでしょう。

  • 塗膜がひび割れている
  • 塗膜に剥がれや摩耗がある
  • 床が下から浮き上がっている

ひび割れや剥がれ・摩耗は、よほど広範囲に発生しているのでなければ、すぐに雨漏りへとつながることはありません。

しかし、劣化が進行していることは間違いなく、このまま放置してしまうと雨漏りへとつながります。

雨漏りが発生すると、対応には大きな手間やコストがかかります。定期的にチェック・メンテナンスをおこない、無駄なコストや手間を抑えましょう。

【原因別】FRP防水の修理・メンテナンス方法

FRP防水の修理メンテナンス方法を以下の原因別に解説します。

  • 塗膜のひび割れ・摩耗
  • 床下からの浮き上がり

詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

塗膜のひび割れ・摩耗

塗膜のひび割れや摩耗に対してはFRP防水の再塗装をおこないます。

平らな場所での塗装作業ということで、自分でもできそうに思えますが、基本的には業者に依頼するのがおすすめです。

理由としては、塗装を適切に実施するためにはケレンという下処理をしっかりとする必要があるためです。ケレンを未実施もしくは不十分なままで塗装すると、早ければ1年程度で塗装が剥がれてしまう可能性があります。

床の浮き上がり

床が浮き上がっている場合は、該当する箇所の再施工をおこないます。

具体的には、浮きが発生している箇所を切り取り、再度FRPによる防水加工を実施する方法です。床下の状況によっては、下地の調整などもおこないます。

床の浮き上がりが発生している場合、原因の一つとして施工不良が考えられます。そのため、床の浮き上がりを修理する場合は、施工した業者とは別の業者を探すのも選択肢の一つです。

雨漏りを原因から直したい方は「森工務店」にご相談ください

FRP防水の雨漏り修理やメンテナンスを検討している方は、ぜひ「森工務店」をご利用ください。

森工務店は埼玉県川口市にある工務店です。「痒い所に手が届く、また頼みたくなるような工務店」を目指し、東京・千葉・埼玉を中心に活動しています。雨漏り修理においては多くの実績があるため、どのような雨漏りであっても対応可能です。

雨漏りは、原因となる箇所と水が漏れる箇所が異なるケースもあり、適切に原因の特定や対処をするためには、専門的な知識や経験が必要になります。

スムーズに修理を完了させるためにも、ぜひ雨漏り修理を得意とする「森工務店」にご相談ください。

まとめ

FRP防水で雨漏りが発生する主な原因としては以下が考えられます。

  • 紫外線による経年劣化
  • 地震などの自然災害
  • 施工不良による不具合

以上のことから定期的なチェックにくわえ、地震や台風などの自然災害が発生した際は状態を確認することをおすすめします。

チェックした際に、ひび割れや摩耗が目立つようであれば、かなり劣化が進んでいる状況ですので、早めにメンテナンスをおこないましょう。

森工務店は「また頼みたくなる工務店」を目指し、東京・千葉・埼玉を中心に活動をおこなっている工務店です。

雨漏り修理にも自信を持っており、原因特定から補修までを一貫してお請けいたします。FRP防水のメンテナンスや雨漏りでお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。

修理できない雨漏りはありません!
雨漏り修理 16,500円~

我々森工務店は、新築やリフォーム工事で培った知識を持つ大工と外壁や屋根工事で建築物の雨水侵入予防知識を培った板金職人がタッグを組み社員として抱えた会社です。構造を知り尽くした我々に是非ご相談ください。

アーカイブ