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屋上コンクリート屋根(陸屋根)で雨漏りが発生した際の原因は?修理・メンテナンス方法についても解説

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「屋上コンクリート屋根で雨漏りが発生したので原因や修理方法を知りたい」
「屋上コンクリート屋根のメンテナンスの方法や実施時期を知りたい」

このような悩みをお持ちではないでしょうか。

本記事では、屋上コンクリート屋根から雨漏りが発生した際の原因やメンテナンス、修理の方法などついて解説します。記事を読むことで、安心・安全に屋上コンクリートからの雨漏りを修理できますので、ぜひ参考にしてください。

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我々森工務店は、新築やリフォーム工事で培った知識を持つ大工と外壁や屋根工事で建築物の雨水侵入予防知識を培った板金職人がタッグを組み社員として抱えた会社です。構造を知り尽くした我々に是非ご相談ください。

屋上コンクリート(陸屋根)とは

屋上コンクリートとは「陸屋根(ろくやね・りくやね)」や「平屋根」「フラット屋根」とも呼ばれる、勾配のない平面屋根のことです。

屋上コンクリート屋根には、以下のようなメリットがあります。

  • 屋上を活動スペースとして利用できる
  • 通常の屋根よりも安全に修理・メンテナンスができる
  • 屋内のスペースを広くとれる

その一方で、屋上コンクリート屋根は、勾配のある屋根よりも水はけが悪く雨漏りがしやすいというデメリットがあります。

そのため、屋上コンクリート屋根を雨漏りから守るためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

防水層の特徴・耐用年数

屋上コンクリート屋根には、雨漏りを防ぐために必ず防水層が施されています。

防水層には、以下のようにいくつかの種類があります。

種類概要耐用年数(目安)
ウレタン防水・液体状のウレタンを複数回塗布する防水層
・複雑な形状の屋根でも施工可能
・工期・コストを抑えられる
12年
FRP防水・強度が高く耐久性がある防水層
・歩行だけでなく車の通行にも耐えられる強度がある
・頻繁に人の出入りがある場合におすすめ
10年
シート防水(塩ビ)・主に改修工事など使用される防水層
・色や模様も選べるなどデザイン性に優れる
・日光・熱・オゾンなどに優れた耐久性をもつ
13年
シート防水(ゴム)・応急処置として使われることの多い防水層
・扱いば難しく施工業者によって仕上がりに差がでやすい面もある
13年
アスファルト防水・アスファルトを含んだシートを重ね張りする防水層
・信頼性の高い工法のため新築などにもよく用いられる
20年

防水層は、それぞれに特徴があります。特徴にあわせて利用することで末永く利用できるでしょう。

屋上コンクリート屋根で雨漏りが発生する原因

屋上コンクリート屋根で雨漏りが発生する原因は以下の5つです。

  • ひび割れ
  • 防水層の劣化
  • コーキングの劣化
  • 排水口のつまり
  • 勾配不良

ひび割れ

屋上コンクリート屋根は、築年数が経過するごとにひび割れが発生しやすくなります

コンクリートがひび割れする主な理由は以下の通りです。

  • 乾燥によるコンクリートの収縮
  • 気温変化によるコンクリートの伸び縮み
  • コンクリートの中性化による鉄筋の錆つき

コンクリートにひび割れが発生すると、そこから水が浸入し雨漏りにつながります。

鉄筋コンクリート造の建物の場合、築年数に比例してコンクリートのひび割れが発生する可能性が高くなります。ひび割れが発生する主な原因は以下になります。

防水層の劣化

防水層の劣化も、屋上コンクリート屋根で雨漏りになる原因の一つです。

防水層は長期間使用し続けると、剥がれや破れなどの破損が発生しやすくなります。防水層が破損するとコンクリートに直接雨が当たることとんり、その結果、雨漏りへとつながります。

コーキングの劣化

屋上の目地や笠木の周辺に利用されている防水コーキングの劣化も雨漏りの原因です。

コーキングは、経年劣化や紫外線などの影響によってひびや剥がれが発生します。コーキングの隙間から雨水が侵入して雨漏りとなるケースも少なくありません。

排水口のつまり

排水口つまりによって雨漏りが発生するケースもあります。

屋上コンクリート屋根には、雨水などを排出するために排水口が設けられています。排水口が落ち葉やごみでつまることで、水が屋上にたまってしまい雨漏りへとつながる可能性があります。

勾配不良

屋上コンクリート屋根の勾配不良が雨漏りにつながるケースも少なくありません。

屋上コンクリート屋根には、水が排水口にいくよう緩い傾斜がついています。これらが何らかの理由で不具合が発生し、水が流れなくなる場合があります

その結果、屋上コンクリート屋根に水たまりが発生し、雨漏りへとつながります。また、水たまりは防水層の劣化も早めることにもなるため注意が必要です。

【原因別】屋上コンクリート屋根のメンテナンス・修理方法

屋上コンクリート屋根のメンテナンス・修理方法を以下の原因別に解説します。

  • コンクリートがひび割れている
  • 防水層が劣化している
  • コーキングが劣化している
  • 排水口がつまっている

詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

コンクリートがひび割れている

コンクリートのひび割れに対してはコンクリート粉による補修が可能です。

コンクリート粉には「チョーク式」「スプレー式」の2種類があり、補修方法は以下の通りです。

チョーク式の補修方法

1.ひび割れ箇所に水を塗布する
2.コンクリート粉をひび割れ箇所に使う
3.10cmほどの間隔で上記の作業を繰り返す
4.指などでしっかりとひび割れに塗り込む
スプレー式の補修方法

1.ひび割れ箇所に水を塗布する
2.ひび割れ箇所にセメントスプレーを塗りこむ
3.スポンジなどでひび割れを埋める

補修作業は自分でも可能ですが、ひび割れが大きい場合は、一度施工業者に相談するのがおすすめです。

防水層が劣化している

防水層が劣化している場合は、防水層の張替えが必要です。

劣化している箇所が一部である場合は、補修用の防水テープなどでも対応は可能です。その一方で、劣化箇所が広範囲におよぶ場合は、専門業者に防水層の再施工を依頼しましょう。

コーキングが劣化している

コーキングが劣化している場合は、防水コーキングを新たに打ち直すことで補修が可能です。

コーキングを打ち直す際は、カッターなどで古いコーキングの除去および洗浄を行い、乾燥させてからコーキング剤を打ち込むようにしましょう。また、補修をきれいにしたい場合はマスキングテープも利用するのがおすすめです。

「自分での作業が苦手」「きれいに補修を行いたい」などの場合は、施工業者に依頼するとよいでしょう。

雨漏りを原因から直したい方は「森工務店」にご相談ください

屋上コンクリートからの雨漏りのメンテナンスや修理を検討している方は、ぜひ「森工務店」をご利用ください。

森工務店は「痒い所に手が届く、また頼みたくなるような工務店」を目指し、東京・千葉・埼玉を中心に活動している工務店です。森工務店では職人をすべて自社で育成しているので技術力には自信を持っています。実際、過去に対応できなかった雨漏りはございません。

屋上コンクリートの場合、ひび割れやコーキングなど補修は自分で行うことも可能です。

しかし、そういった補修は応急処置であり、原因からしっかりと直すためには、専門的な知識や経験が必要になりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

屋上コンクリート(陸屋根)で雨漏りが発生する主な原因としては以下が考えられます。

  • コンクリートのひび割れ
  • 防水層の劣化
  • コーキングの劣化
  • 排水口のつまり
  • 勾配不良

屋上コンクリートは「屋上を有効活用できる」「メンテナンスがしやすい」などのメリットがありますが、一般的な屋根などとくらべて雨漏りが発生しやすくもあります。雨漏りを未然に防ぎ末永く使用するためにも、定期的にメンテナンスを実施しましょう。

森工務店は「また頼みたくなる工務店」を目指し、東京・千葉・埼玉を中心に活動を行っている工務店です。

雨漏り修理にも自信を持っており、原因特定から補修までを一貫してお請けいたします。屋上コンクリート屋根からの雨漏りでお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。

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