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出窓から雨漏りが発生した場合の応急処置方法は?原因についても解説
ブログ「出窓から雨漏りが発生して困っているので応急処置の方法を知りたい」
「出窓からの雨漏りをきちんと直したいので原因を知りたい」
このような悩みをお持ちではないでしょうか。
本記事では、出窓から雨漏りが発生した場合の応急処置の方法や、原因について詳しく解説します。
雨漏り修理 16,500円~
我々森工務店は、新築やリフォーム工事で培った知識を持つ大工と外壁や屋根工事で建築物の雨水侵入予防知識を培った板金職人がタッグを組み社員として抱えた会社です。構造を知り尽くした我々に是非ご相談ください。
出窓から雨漏りが発生する7つの原因
出窓から雨漏りが発生する主な原因は以下の7つです。
- コーキング剤の劣化
- 外壁のひび割れ
- 防水処理不足
- 建材の腐食
- 出窓用屋根の劣化・破損
- 換気口や換気扇などからの雨水の侵入
- 出窓とは違う場所での雨漏りの影響
それぞれについて詳しく解説します。
コーキング剤の劣化
出窓から雨漏する原因として多いのがコーキング剤の劣化です。
コーキング剤とは、建物の隙間を埋めるために使用されるゴム状の材料です。コーキング剤は、長期間に渡って雨風や紫外線にさらされることでひび割れや剥がれが発生します。
出窓付近にもコーキング剤はよく使用されており、劣化によって生じた隙間から雨水が浸入し、雨漏りへとつながります。
コーキング剤が劣化した場合は、現在あるコーキングを撤去して、新たにコーキング剤を打ち直すことで対処が可能です。
外壁のひび割れ
出窓周辺の壁がひび割れていて、そこから雨水が浸入するケースもあります。
外壁は、建物において劣化しやすい箇所の一つであり、経年による劣化が避けられない場所です。台風による飛来物など、とくに問題が無くても時間経過によってひび割れが生じ、そこから水が浸入して雨漏りが発生するケースが多いです。
防水処理不足
防水処理不足も、出窓から雨漏りが発生する原因の一つです。
通常、出窓を作る際は雨水の侵入を防ぐために、防水シートやフィルムなどを使って防水処理を施されています。処理が不十分であった場合、雨水の侵入経路が増すこととなり、雨漏りが発生しやすくなります。
また、出窓の取り付け方が不適切である場合、サッシや建材の結合部に歪みや隙間が生じて、雨漏りが発生するケースも少なくありません。
建材の腐食
出窓周辺の建材が腐食していることによって、雨漏りが発生するケースもあります。
出窓は、名前の通り建物の外側に出ていることから、雨水や紫外線など外気の影響を受けやすい場所です。室内外の温度差による結露も生じやすく、ほかの壁や窓よりも腐食しやすい条件が揃っています。
建材が腐食すると、雨水の通り道となってしまい雨漏りへとつながります。
出窓用屋根の劣化・破損
出窓用屋根の劣化や破損が原因で、雨漏りが発生するケースも少なくありません。
出窓用の屋根は、外気の影響を受けやすいだけでなく、屋根自体も比較的小さいことから、劣化や破損が生じやすい箇所です。
そのため、外気の影響で出窓用の屋根に破損や歪みが生じ、そこから雨水が浸入して雨漏りとなるケースもあります。
換気口などからの雨水の侵入
出窓の上にある換気口などから雨水が浸入することで、雨漏りが発生する場合もあります。
換気口には、雨の侵入を防ぐためカバーが取り付けられているため、本来であれば雨水が浸入することはありません。
しかし、飛来物が当たってカバーが破損したり、建物の歪みでひび割れがあったりすると、生じた隙間から雨水が入り込み雨漏りにつながるケースもあります。
また、ダクト内の傾斜の角度に問題があり雨漏りが発生することもあります。
出窓とは違う場所での雨漏りの影響
出窓から生じた雨漏りの原因が、すべて出窓周辺にあるとは限りません。別の場所で生じた隙間から雨水が浸入して、出窓から雨漏りが発生するケースもあります。
例えば、外壁のひびや一番上の屋根で生じた穴から雨水が浸入し、家の内部を伝った結果、出窓から雨漏りが発生することも考えられます。
【原因別】出窓から雨漏りが発生した場合の応急処置方法
出窓から雨漏りが発生した際の応急処置方法を、以下の原因別に解説します。
- コーキング剤の劣化
- 外壁のひび割れ
- 防水処理不足
- 建材の腐食
- 出窓用屋根の劣化・破損
- 換気口からの侵入
- 出窓とは違う場所からの雨水の浸入
ただし、ハシゴを使っての作業や無理な体制での作業は危険をともないます。危険を感じるようであれば、無理をせず専門業者に依頼しましょう。
コーキング剤の劣化に対する応急処置
コーキング剤の劣化に対しては、今あるコーキングを撤去し、新たにコーキング剤を打ち込むことで処置が可能です。
具体的には、以下のように対処します。
- 劣化した場所の汚れや水分を拭き取り乾燥させる
- コーキングする場所の周りにマスキングテープを貼る
- ハケを使用してプライマーと呼ばれる下地を塗る
- コーキングガンを使ってコーキング剤を充填する
- ヘラで整える
- マスキングテープを剥がし2日ほど乾燥させる
コーキング剤とコーキングガンは、ホームセンターやネットで販売されており、安いものであれば1,500円ほどで揃えることが可能です。
外壁のひび割れに対する応急処置
外壁のひび割れに対しては、1mm以下の小さいものであれば防水テープによる応急処置が可能です。
防水テープを貼る際は、以下の2点に注意するときれいにおこなえます。
- 防水テープを貼る場所の水分・汚れをしっかりと拭き取る
- 空気が入らないように貼り付ける
防水テープは、ホームセンターやネットで500~1,000円ほどで購入可能です。窓用や外壁用など用途別に販売されているので、購入時は間違えないように注意しましょう。
防水処理不足に対する応急処置
防水処理不足に関しては、サッシや窓枠の交換などが必要になるため応急処置は困難です。
バケツなどで、雨水が飛び散らないようにしつつ、できるだけ早めに専門業者に修理を依頼しましょう。
建材の腐食に対する応急処置
建材の腐食が原因で雨漏りが発生した場合は、室内の換気や結露の拭き取りをおこなうことで、多少は雨漏りを防ぐことが可能です。
とはいえ、換気や拭き取りを常におこなうのは現実的ではなく、事態がよくなることもありませんので、早めに修理業者に依頼しましょう。
出窓用屋根の劣化・破損に対する応急処置
出窓用屋根の劣化や破損に対しては、小規模のひびや穴などであればコーキング剤、大規模のものであればブルーシートをかぶせるなどで応急処置が可能です。
ただし、出窓用屋根の応急処置を実施するためには、屋根に登らねばならず非常に危険ですのでおすすめはできません。身を守るためにも修理業者に依頼するのがよいでしょう。
換気口からの侵入に対する応急処置
換気口の破損が原因で雨漏りが発生している場合は、ベントキャップやカバーを交換することで対処できます。
ダクト内の勾配不良によって雨漏りが発生している場合は、修理業者に依頼が必要です。
出窓とは違う場所から雨水が浸入している場合
出窓周辺を確認しても原因らしき破損が見当たらない場合、別の場所でのひび割れや劣化が原因で雨漏りが発生している可能性が高いです。
原因の特定には、専門知識や経験が必要になりますので、早めに専門業者に原因の特定や修理の依頼をだしましょう。
応急処置後は早めに業者にみてもらうのがおすすめ
雨漏りに対して応急処置が完了した後は、早めに専門の修理業者に一度みてもらうことをおすすめします。
応急処置によって一時的に雨漏りが収まったとしても、原因が根本的に解決できていなければ、建物自体の劣化が進んでいくためです。また、雨漏りの原因は一つだけとは限らず、ほかの場所でも雨漏りが発生している可能性もあります。
建物を長く使い続けるためにも、応急処置後は専門の修理業者に家を見てもらいましょう。また、特に問題がなくても、10年に一度を目安にメンテナンスをしてもらうのがおすすめです。
雨漏りを原因から直したい方は「森工務店」にご相談ください
森工務店は「痒い所に手が届く、また頼みたくなるような工務店」を目指し、東京・千葉・埼玉を中心に活動している工務店です。森工務店では職人をすべて自社で育成しているので技術力には自信を持っています。実際、過去に対応できなかった雨漏りはございません。
出窓は、外気の影響を受けやすく雨漏りが発生しやすい場所です。そのため、応急処置をおこなったとしても、またすぐに雨漏りが発生してしまう可能性も少なくありません。
原因からしっかりと直すためには、専門的な知識や経験が必要になりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
出窓で雨漏りが発生する主な原因としては以下が考えられます。
- コーキング剤の劣化
- 防水処理不足
- 建材の腐食
- 出窓用屋根の劣化・破損
- 換気口や換気扇などからの雨水の侵入
- 出窓とは違う場所での雨漏りの影響
雨漏りの原因が小規模なものであれば応急処置で対処が可能です。しかし、原因が根本的に解決した訳ではありませんので、そのままにすると建物の劣化が早くなる可能性があります。
建物を長く使い続けるためにも、応急処置が終わったからといって安心せず、専門の修理業者に一度チェックしてもらうことをおすすめします。
森工務店は「また頼みたくなる工務店」を目指し、東京・千葉・埼玉を中心に活動を行っている工務店です。
雨漏り修理にも自信を持っており、原因特定から補修までを一貫してお請けいたします。出窓からの雨漏りでお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。
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